種麹菌について
種麹菌とは何でしょうか?




種麹菌とは?
種麹菌とは?聞きなれない言葉ですね。簡単に言えば、麹を作るための種のようなものです。
麹は、味噌や醤油、日本酒など、私たちが普段食べているたくさんの日本の伝統食品を作るうえで欠かせないものです。この麹を作るために、必要なものが、種麹菌です。
当社の商品では、白味噌菌、田舎味噌菌、甘酒菌、醤油菌が、種麹菌です。これを使って、ご家庭で、味噌や甘酒や醤油を作って下さっています。
種麹菌の働きは
種麹菌は、蒸したお米や麦などの穀物に振りかけると、どんどん増えていきます。その過程で様々な種類の酵素を作り出します。この酵素が、穀物を分解して甘みや旨味をだしたり、アルコールを作ったりする働きをします。
味噌作りで言いますと
●種麹菌を蒸した大豆に振りかける。
●種麹菌が大豆のたんぱく質を分解する。
●その結果、大豆の味が、まろやかになって、旨味が増します。
種麹菌の種類は?
種麹菌には、たくさんの菌種があります。それを食品の種類ごとに分けています。
●味噌用 :大豆のタンパク質を分解するのが得意。
●醤油用 :大豆や小麦のタンパク質を分解し、アミノ酸を作るのが得意
●日本酒用:米のデンプンを糖に変え、アルコールを作るのが得意。
ご家庭で種麹菌を


●手作り味噌や醤油が作れます:市販のものとはまた違った、手作りならでの家庭の味が味わわれます。
●食の安全:基本的な材料だけで作るので、自然な発酵食品を作ることができます。
●食育:子供と一緒に麹を作ることで、食の大切さや、家族のつながりを学ぶことができます。
種麹菌を使う上での注意点


●温度管理:種麹菌は温度に敏感なので、温度管理が大切です。
●清潔な環境:雑菌が入ると発酵に影響が出ますので。清潔な環境で作りましょう。
●種類選び:作る食品によって、適切な種類の種麹菌を選びましょう。
種麹菌は、日本の伝統食文化を支える大切なものです。数十年前までは、多くのご家庭で手作り味噌を作っていました。3日3晩という言葉がありますが、種麹菌から麹を作るのに、必要な温度管理をする日数のことです。大変ではありますが、ご家庭で、手作り発酵食品に挑戦して見られませんか?
ご家庭で種麹菌を使うメリットは?